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念願のわが家と熱燗【自宅外出】 [2025年12月11日]
入居される前の入院の期間も含めると2年半ぶりの自宅へ。ご本人様が懸念されていた玄関通路や段差は車いすを替えて無事通ることができました。久しぶりのわが家に入ると「久しぶりだな。」とご自身の目で見るよりもまず先にずっと趣味であったカメラを手にお部屋を写真に収めておられました。毎日書いた写経の紙やご自身で作成されたお経の冊子を娘様と手に取りながら「これは焚いて、これは形見だからずっと残してくれな」と生活の一部であったものを自ら整理されておられました。奥様の遺影を眺めお仏壇に手を合わせご自宅を後にされ、食事処でご家族と食事をされました。お迎えの車の中で「熱燗少しひっかけたよ。無事行ってこれてよかった。」と。今後も希望の実現に向けた支援を継続していきたいと思います。
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